ワカメは、コンブやノリとともに日本人にとって最も親しまれ、利用されている海藻で、すでに奈良時代からワカメが宮中への献上品や租税として扱われていたこともわかっています。採取されたワカメは生のままか、海水または食塩水で湯通しして天日干し、湯通しして塩蔵、木灰にまぶして干すなどの方法で加工されます。乾燥品は水に漬けて戻せば、生ものと同様に強い磯の香りが楽しめます。特に茎の部分はシャキシャキとした食感が絶品です。茎わかめは中肋部分のことで、めかぶもすり下ろしたり刻んで叩くと粘りが出て美味しく食べられます。
ワカメ


- 主な産地
- 珠洲市、輪島市、能登町、加賀市
- 旬
- 2~6月
特徴
