ふっくらぷりぷりの身と濃い旨みと甘みで人々を魅了するズワイガニ。その雄は山陰地方では「松葉ガニ」、福井県では「越前ガニ」など地方によって呼び名が変わり、石川県では「加能ガニ」という名前と水色タグで全国にその芳醇な味わいを発信しています。生息するのは水深250~400mの深海。辺りは常に1~5℃の水温が保たれている冷蔵庫のような状態で、豊かな漁場を形成しています。
加能ガニ(ズワイガニ雄)
石川を代表する冬のごちそう
水色のタグを目印に濃厚な旨みを堪能しよう


- 主な産地
- 加賀市、金沢市、志賀町、輪島市、珠洲市
- 旬
- 11月6日~3月20日
特徴

生産者の声
- 漁師 鳥井 淳二さん(金沢市)
- おいしい加能ガニの見分け方は甲羅に黒いブツブツが付いているものを選ぶことです。これは海の中の生き物の卵ですが、脱皮直後の蟹は殻が柔らかく卵を産み付けられません。脱皮して時間が経つと殻が硬くなり、身もしまってきます。そして黒いブツブツも沢山付くようになります。おいしい食べ方は刺身もいいですが、やはり茹でるのが一番です。焼きガニも甘みが出ておいしいですね。