かにや甘えびと並び、石川県を代表する魚介とされる、いか。スルメイカ、ヤリイカ、アオリイカなど通年多くの種類が漁獲され、そのうち9割を占めるのがスルメイカです。全国的にみても上位の漁獲高を誇ります。日本海を大きく回遊するスルメイカは、春から夏にかけて県内沿岸にやってきます。この群れを目当てに、日本各地から約300隻の小型いか釣り漁船が集結。釣り船が灯す漁火は、能登の夏の風物詩になっています。
いか(スルメイカ等)
能登沿岸を群遊するスルメイカ
いか釣り船の漁火が夏夜の幻想を醸し出す


- 主な産地
- 金沢市、志賀町、七尾市、能登町、輪島市、珠洲市
- 旬
- 5月~7月
特徴

生産者の声
- 第27長盛丸 山崎 義介さん(珠洲市)
- 石川県ではいろいろな種類のイカがとれますが、一番多くとれるのは「スルメイカ」です。午後に出漁し、集魚灯を点けて夜に漁をします。真夜中の漁はとても大変ですが、ピカピカのイカが釣れるとうれしいですよ。